さゆこの自分で治すっきゃない!

双極性障害を自力で飼いならす

ぼっちになるのが心配なら、マンモス大学の少人数学部に行くのがいいかも

この記事を読んで、自分の大学時代を思い出しました。

anond.hatelabo.jp

 

私自身は、大学でぼっちにはならず、とても充実した時間を過ごせたのですが、

それは、たまたま自分に合った選択や行動が取れたからなのではないかと思いました。

 

私的に、全ての学校の中で一番楽しかったのは、大学です。

それは、自分にぴったり合う仲間と出会えたから。

 

私の中学・高校時代

私は、中学・高校時代に、リア充でもなくヲタクでもない中途半端な立ち位置にいました。

友達から外されて、ぼっちになった時期もあります。

その後、気の合う数少ない友人ができましたが、なんとなく居心地の悪さを感じていたのです。あくまで少数派キャラだから。

クラスという狭いコミュニティの中で、なんとかぼっちにならないように振る舞うのは、とてもストレスでした。

とはいえ、狭いコミュニティで密に関わるからこそ、友達作りのチャンスが増えたという側面もあったと思います。

 

大学というパラダイス

私は題名の通り、マンモス大学の少人数学部出身なんですが、これは正解でした。

 

まずはサークル選び

まず大学生活において、大事な居場所がサークルです。

マンモス大学は、山ほどサークルがあり、選び放題です。

私は入学当初、何十個もサークルを見学し、自分に合いそうなところを吟味して選びました。

 

探せばあるんですね。

リア充にもヲタクにもなれない奴らが集まっているサークルが。

 

そんな、自分に合うニッチな集団が存在する確率が高いのが、マンモス大学です。

結局、そんなサークルに入ったり、自分と気の合う仲間とサークルを作ったりで、最大4つのサークルに所属していました。

 

サークルの出入りがあるのが当たり前だし、何年生で入ろうが、誰も気にしない。

(ただし、体育会系とかのきっちりしたところはこうはいかないと思う。)

 

学部の仲間も大事

大学のぼっちエピソードでよく聞くのは、大きい講義室で誰ひとり友達がいなくて、孤独を感じるというものです。

 

少人数学部のいいところは、友達を作る機会がたくさんあることです。

グループごとの演習授業があったりして、自然と友達ができます。

私の通ってた学部は、オリエンテーション合宿もありました。

 

とはいえ、高校までのクラスとは違うので、変にベタベタした関係にもなりません。

ちょうどいい距離感。しっかりしたグループもできず、その時々で話したいメンツと話すという感じ。

 

ちなみに、私はゼミの仲間とは全然ウマが合わなかった。

それでも、他に居心地のいいコミュニティが複数あったから、特に孤独感はなかったです。

ゼミの研究自体はとても面白かったし。

 

単科大学とマンモス大学は全く別の学校

高校時代の同級生で、単科大学に進学した友達が複数いましたが、聞いた感じ、雰囲気が全然違うことに驚きました。

単科大学は、高校の雰囲気とほとんど変わらないようです。

クラス分けがしっかりされていたり、学校が知り合いだらけだったり、ゆるいサークルではなくしっかりした部活がメインだったり。

 

高校時代に、環境に適応できていた方なら、単科大学もいい選択肢だと思いますが、私の性格では合わなかっただろうな…

 

ちなみに、単科大学に進学した友達は、

私の大学のサークルに入りました。

(他大生も受け入れるフリーダムさが、良い)

 

サークル・学部以外のコミュニティも大事

私は学校の大学のカウンセリングは受けたことないけれど、それも一つの大事な居場所だと思います。

そういえば、一度休学した同級生もカウンセリングを利用したと言っていました。その後、無事に卒業して就職しています。

 

バイトもかけもちしてました。

合わないバイトはあっさり辞めて、色々試していくうちに、最終的に居心地のいいバイト先が見つかりました。

そこで、今でも大事な友達ができました。

 

大学生活の醍醐味は、いろんなコミュニティを知ることかも

こんな感じで様々なコミュニティに所属しながら生活するスタイルが、とても刺激的で楽しかったです。

時にはうまくいかないこともありましたが、他のコミュニティがあるから安心感もあるし、新しい冒険をする元気も出る。

trial and errorを繰り返すことで、自分はどういうコミュニティに属すれば楽しいと思うのかもわかってくる。

自分を受け入れてくれるコミュニティを持つことで、自己肯定感も大いに上昇したと思います。

 

求めよさらば与えられん

私はキリスト教系の大学に通っていたのですが、宗教学の講義で聞いた言葉が心に残っています。

「自ら進んで求めれば、神はチャンスをお与えになる。それは大学での学びそのものです。」という教授の言葉。

私はクリスチャンではないけれど、ひとつの真実があると感じました。

 

大学は、受動的に過ごしていては得るものも少ないけれど、自ら求めていけば、得るものがとても多い場です。

それは、何年生になってからでも、留年してからでも遅くはありません。

 

もし大学でぼっちになって辛くなったら、まずは、しっかりエネルギーが貯まるまで休んでください。

元気になったら、少し勇気を出して、自分の居心地のいい環境を探しに行ってください。

そうすれば、状況は切り開けるはずです。

 

あ〜大学時代に戻りたいな〜